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活動報告:九州大学医学部 地域医療実習の様子(2019年 5〜7月)
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九州大学医学部 地域医療実習の様子(2019年 5〜7月)

急性期病院である大学病院では体験することのできない、急性期から慢性期への医療に触れることができ、特にリハビリテーションが果たす役割の大切さを実感しました。
実習の中で、医師やセラピストの方から話を聞く内に、ハンデを抱える人をいかに地域に返すか、という視点が持てるようになり、リハビリテーションというものをより身近に感じられるようになりました。
学部生である段階で、このような経験と視点に触れられたことはとても貴重な経験となりました。ここで得た経験を、これからに生かせるように励んでいきたいと思います。

中村拓也

八女リハビリ病院では、リハビリテーションは手や足の運動回復のみならず、嚥下機能の回復にも重点が置かれており、全身の機能の回復を目指すのがリハビリテーションなのだと実感しました。また、患者さんが家に帰ってから動けるか、この患者さんの家はこのような構造だからこの運動を身に付けなければいけない、という視点はとても新鮮でした。 講義では、栄養が足りないままリハビリすることは、体の他の筋肉を壊しているということが衝撃的でした。経口栄養と静脈栄養の違いについても知ることができました。
今回、回復期の病院にて実習をすることができて本当によかったと思っています。臨床で役立てていきたいです。

谷口法隆

これまでの実習は大学病院でのものがほとんどで、患者様がどのように回復していくのかイメージできていませんでした。
その上で、八女リハビリ病院では覚醒度をあげることや高血圧の精査など患者様を全身診ることなど、リハビリの多くの目的を知ることができました。
一番印象的であったのが、表情もほとんど動かないような薬剤性パーキンソニズムの患者様が、リハビリを受けて少し笑顔が表れるようになったことです。
私も笑顔を少しでも増やせるような仕事ができたらと感じました。自分も一医療者としてどのようなことで社会に貢献できるのか考える良い機会でした。

田中雄士

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八女リハビリ病院 0943-23-7272