地域包括ケア病床開設のお知らせ
当院では、急性期治療後のリハビリ・在宅復帰に向けた医療や支援を行うため、
平成26年11月1日より「地域包括ケア病床」を開設いたしました。
地域包括ケア病床とは
「地域包括ケア病床」とは、急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病床です。
本来は、一般病棟で症状が安定すると、早期に退院をしていただく事となっています。しかし、在宅での療養に不安があり、もう少しの入院治療で社会復帰できる患者様の為に当院では「地域包括ケア病床」を準備し、安心して退院していただけるよう支援していきます。
心身が回復するよう医師や看護師、リハビリスタッフ等により、在宅復帰に向けて治療・支援を行っていきます。また、医療ソーシャルワーカーが患者様の退院支援、退院後のケアについてサポートさせていただきます。
◆当院 地域包括ケア病床【 5階 北側病床 28床( 個室:4室 4人部屋:5室 )】
どんな場合に入院となるのか
当院、一般病棟より地域包括ケア病床へ転棟していただく場合、または、他病院からのご紹介患者様の直接入院の場合は、主治医が判断し患者様とご家族へご提案させていただきます。ご了解いただけた場合、地域包括ケア病床へ移動し、継続入院となります。
入院期間は、状態に応じ調整いたしますが、60日間を限度 としております。
入院に関する注意点
一般的な血液検査・レントゲン検査・投薬治療は可能ですが、一般病棟で行うような高額な医薬品の投与や特殊な検査・手術などには対応できません。病状の変化により主治医が集中的な治療が必要と判断すれば、一般病棟に転棟(変更)する場合があります。
ご相談・お問い合わせ
地域包括ケア病床についてのお問い合わせやご相談は地域医療連携科までお尋ねください。